活動・取組み
研究発表会や学校公開
本校では、研究発表会を毎年開催し、筑後地区はもとより県内および他県からも多くの教育関係者に参会いただき、本校の研究成果を発信しています。
平成29年度は、福岡教育大学・三附属中学校共同研究の研究発表会を行い、地域の先生方を中心とした多数の参会者とともに、研究協議ならびに情報交換を行うことができました。
学校公開については、5月と11月に授業参観を実施し、また、7月と2月にオープンスクールを設定し、本校の保護者に授業の様子や学校生活の様子をご覧いただいています。
また、地域の公立学校のミドルリーダーの先生方を受け入れる「1日研修」などを実施し、相互に学ぶ場としています。
また、地域の公立学校のミドルリーダーの先生方を受け入れる「1日研修」などを実施し、相互に学ぶ場としています。
本校の研究
研究主題
社会変革の主体として生きる子どもをはぐくむ学習活動の創造
本校がめざしている「社会変革の主体」とは、「持続可能で多様性と包括性のある未来の実現のため、現代社会の諸問題の解決や緩和に向けて、責任をもって社会の形成に参画していく存在」ととらえています。
先行き不透明な現代社会においては、一人ひとりが自立した個人として、多様な他者と協働し、よりよい社会の在り方を求め続ける中で新たな知識を生みだし、様々な変化に創造的に対応する資質・能力の育成が求められています。
そこで、本校の教育理念である過程像志向を中核とし、「論理性」、「功利性」、「相互性」を求め、自己の生き方を「問いつづける子ども」をはぐくむことができるように、研究を進めていきます。
研究のあゆみ
本校では、昭和41年に各教科独自の研究から学校としての統一テーマの設定に切り替えました。そして、昭和51年には「『人間らしさ=善さ』を育てる過程像志向の教育」を提唱しました。
その後下記をを経て、令和元年度より「社会変革の主体となる子どもをはぐくむ学習活動の創造」の研究をすすめています。
昭和38~48年 | 「学習の深化をめざす指導法の実証的研究」 |
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昭和49~52年 | 「豊かな人間力を育てる教科外諸領域の実践的研究」 研究図書:「人間らしさ=善さ」を育てる過程像志向の教育 |
昭和53~56年 | 「過程像志向の教科の教育」 研究図書:問いつづける子ども-過程像志向の教育- |
昭和57年 | 「豊かな人間性を育てる過程像志向の教科の教育」 |
昭和58~63年 | 「自己教育力を培う学習活動の創造」 |
平成元~3年 | 「未来を志向する子どもの育成」 研究図書:活力を高める学習活動の創造 |
平成4~6年 | 「未来を志向する子どもの育成」 研究図書:活力を高める『道徳・学級活動』の創造 |
平成7~9年 | 「生きる力を育む学習活動の創造」 |
平成10~12年 | 「地球市民としての『生きる力』をはぐくむ教育課程の創造」 |
平成13~15年 | 「豊かな未来を創造する実践力をはぐくむ学習活動のあり方」 |
平成16~18年 | 「人間力をはぐくむ学習活動の創造」 研究図書:明解・授業づくりのコツ |
平成19~21年 | 「人間力をはぐくむ学習活動の創造」 研究図書:明解・授業づくりのコツ 道徳編 |
平成22~24年 | 「知を活かす力をはぐくむ学習活動の創造」 |
平成25~27年 | 「社会を生き抜く力をはぐくむ学びの創造」 |
平成28~30年 | 「社会で自律的に生きる力をはぐくむ道徳教育の創造」 研究図書:明解・授業づくりのコツ 特別の教科 道徳 改訂版 |