2022/10/27お知らせ

文化祭の成功へむけて

○文化祭の成功へむけて
 11月4日(金)に行われる文化祭へ向けての取組が本格化してきました。本年度の文化祭の1学年のキャッチフレーズは,「附中文化について学ぶ」です。そのために1年生の目指す姿として,自分の役割や責任を果たし,自分の考えを素直に表現することです。
 係活動では,監督・演出家・演出助手,キャスト・声優,衣装・メイク,道具,舞台演出(音響・照明・背景映像)の係に分かれて各学級のテーマを伝える学級劇にしようと意気込んでいます。監督・演出家・演出助手の役割は,練習計画の作成や各係の進捗状況の確認を行うなど学級劇の全体的な取りまとめをします。キャスト・声優係は,アテレコで行う劇としてキャストと声優が連携して,学級のテーマに合った動きや声で演じます。衣装・メイクは過去の先輩方が製作したものを使ったり修理したりして,劇に合う衣装の制作とメイクを行います。道具係は,劇に必要なものを大道具から小道具まで様々に作ります。舞台演出は,音響・照明・背景映像を組み合わせた演出を行います。
 各学級では,学級劇の発表へ向けて,10回の準備の時間が与えられています。さらに,昼休みの時間に道具を製作したり,休み時間に演技の意見を言い合ったりし,文化祭の成功へ向けて,係の役割を果たそうと協力している姿が見られます。
(第1学年 学年だより「みなかみ」 第12号より)
○文化祭活動 スタート
 11月4日(金)の文化祭に向けて,各学級で推進委員や監督を中心に準備や練習が進んでいます。文化祭は,体育祭,藤見会に並んで附中三大行事の一つです。体育祭や藤見会で,経験したことや学んだことを活かし,学級の集大成として,各学級がそれぞれの作品を創り上げます。昨年度は,ショートムービーを作成しましたが,今年度は学級劇を行います。当日の舞台を成功させるために,各学級限られた時間の中で,一生懸命に取り組んでいます。
 学級劇を創りあげるにあたって,子どもたちはそれぞれの係に分かれています。全体の指揮を執る監督・演出,演出助手。演技をするキャスト係,アテレコを行う声優係。衣装を作成したりメイクを行ったりする道具係。そして,音響や照明,背景映像を作成,操作する舞台演出係。各係毎に,係長を中心に活動計画を立てて,作業を進めています。
 日々の文化祭の活動の終わりには,学級で進捗具合の確認などを行う反省会が行われています。その中で,子どもたちが「合わせる」という言葉をよく口にします。キャストの動きと声優の台詞を合わせること,キャストの動きと照明の動きを合わせること,背景の映像と音響を合わせることなど,学級劇を創りあげるためには,各係の連携が欠かせません。子どもたちは学級劇を創りあげる過程を通して,自分たちの係の仕事を確実にやり遂げる責任感と,周りと連携して仕事を進める協調性を学んでいます。どちらも社会に出たときに,必要とされていることです。
(第2学年 学年だより「銀の魚」 第12号より)
○中学校最後の三大行事 文化祭に向けて
 Ⅲ期が始まり,文化祭に向けての取組も本格的になってきました。今年も新型コロナウイルス感染防止のための対策として,劇を演じるキャスト役とキャストに合わせてセリフを言う声優役に分かれて劇をつくりあげていくことに加え,劇の背景はタブレットで撮影した写真や作成した動画を使うこと等を行っていきます。現在教室では声優とキャストの合わせ練習が行われており,それに合わせて背景係がプロジェクターを使って背景を流し,音響係は,タブレットから効果音やサウンドの確認を行っています。また,照明係は,照明器具を懐中電灯で代用してスポットをあてる練習を行っています。その傍らで,衣装メイク係が衣装合わせを行い,道具係は段ボールや木材を使って必要なものを制作しています。子どもたちは,一つの作品をつくり上げるために,係ごとに計画を立て,自分の役割を自覚して活動しています。18日(火)からは「本舞台」が始まり,講師の先生を招いて専門的な知識や技術の指導をしていただきます。最初で最後の学級劇,中学校生活最後の三大行事である文化祭だからこそ,これまでの学びを最大限に発揮し,委員会活動や係活動で自分の役割を全うし,後輩に仰がれる姿であり続けることに期待しています。
(第3学年 学年だより「河口」 第12号より)