2022/11/29お知らせ

三大行事の集大成として

◯三大行事の集大成として
 11月4日(金)、文化祭本番の日を迎えました。当日は、たくさんの保護者の皆様にご来場頂き、ありがとうございました。今年度の文化祭スローガン「Breakthrough」には、「突き破る」や「大発見」といった意味があり、人と人との間にある様々な壁を壊して一人ひとりを尊重し合うような姿になりたい、そしてお互いの個性や附中の魅力を再発見したいという思いが込められています。このスローガン「Breakthrough」のもと、学級劇で表現したいテーマや学級スローガン決め、台本作りや舞台練習など、約4か月に渡る文化祭活動に取り組んできました。その中では、係ごとに本番までの練習計画を立て、必要に応じて修正を加えながら実行してきました。また、自分の役割をしっかりと理解し全うするだけでなく、自分の係だからこそ見える全体の成果や課題を学級集団へ還元していく重要性を学びました。さらに、係を越えて連携したり、協働したりすることの価値を感じる様子が、子どもたちの行動や振り返りの言葉にたくさん表れていました。長い活動期間の中で、うまくいかずに悩むこともたくさんあったと思いますが、本番をやりきった子どもたちの表情には達成感や充実感があふれていました。文化祭活動を通して、子どもたちは大きく成長してきました。この文化祭活動を通して得た学びや深めた絆を、これからの日常生活でも生かしていけるように援助して参ります。
(第1学年 学年だより「みなかみ」 第14号より)

◯先輩から受け継いだ附中文化を磨き合って
 これまでの活動と三大行事の集大成となる文化祭が11月4日(金)に行われました。今年度は、学級劇と前年度映像作品の経験を活かして、アナログとデジタルの融合を志向する文化祭となりました。『Breakthrough』、「人と人の間にある様々な壁を壊すこと」をスローガンに一つの学級劇を制作しました。2022年、この時代、この世代、この学級の仲間たちだからこそ出来上がる作品には、たくさんの思いがつまっていて、その思いが体育館のステージから溢れるように表現されました。
練習や制作は、本番当日まで試行錯誤が続きました。朝の活動時間や昼休みに舞台演出係で集まって合わせ練習をするなど、隙間時間を有効活用しながら、同じ目的を持って協力し合う中に、自然と係の枠を超えて、壁が崩れていくように感じました。後輩や先輩、そして保護者の方々に自分たちの学級劇に込めた思いを届けるために、持てる力を最大限発揮しようと、附中文化を磨き、時間いっぱい質を高めようとする2学年の子どもたちの姿が見られたように思います。「もっとこうすればよかった。」「上手くできなくて悔しかった。」という思いも一方であるかと思います。それらは、文化祭後、最上級生になろうとするこれからの日常生活で、より一層磨き、追究し続け、来年の三大行事やこれからの人生のステージで存分に活かしていってもらいたいと思います。
(第2学年 学年だより「銀の魚」 第14号より)


◯思い出に残る文化祭
 11月4日(金)に三大行事の最後を飾る文化祭が催されました。文化祭当日の朝には、各学級とも学級劇の最終確認をしたり、黒板に意気込みを書き込んだりする姿があり、文化祭の成功を願い、熱い思いをもって取り組んできたことを改めて感じました。3年生はこの日を迎えるために、9月から台本作りに着手し、学級劇の練習を始めました。その練習回数は本舞台練習を含めて11回でした。少ない練習回数に加え、これまで学級劇を経験していないことからくる不安や焦りなど、様々な思いを経験してきました。2回の演劇指導では、前原先生のアドバイスを生かしてよりよい学級劇を創ろうと、各係が主体的に動き、それぞれの係で連携しながら試行錯誤する姿はまさに、附中のリーダーとして附中文化を高め、継承する姿だと思っています。本番では、緊張した面持ちで準備する姿やお互いに励まし合う姿が見受けられました。しかし、そこには学級劇を成功させるという同じ目標に向け、自分ができることを最後までやり遂げようとする子どもたちの姿がありました。一人ひとりが役割を一生懸命に果たし、学級劇を通してそれぞれの良いところを再発見することができたことで、これまで以上に学級の絆が深まった姿が見ることができ、本当に嬉しく思います。
(第3学年 学年だより「河口」 第14号より)